file26 元大手製薬MRから転職して「子育て・パート・副業」の三本柱で生活するママさん18年目薬剤師の給料明細

18年目です。

女です。

中学、高校は公立、大学は私立です。偏差値は60前後かと

調剤薬局パート社員

調剤/服薬指導　内科/小児科/皮膚科 処方箋枚数：400枚　薬歴（電子）

英検２級、認定薬剤師

年収は200万円 

週20時間契約

ライティング,事務,インタビュー,派遣薬剤師

大手国内製薬のMRから調剤薬局に転職しました

色々な職種を経験することは楽しいですが、30代から新しいことを覚えるのは結構つらいです。 

ちょっと昔の話なので今の方に参考になるかは分かりませんが、一番決め手となったのは「一般的な薬剤師業務からMRに転職はできないけれども、MRから薬剤師には転職ができるっていうところ」があったという点ですね。替えが効くというか、入り口としては選択肢広げる意味でMRを選びました。 企業に就職したかったので、そういう就職活動をしてました。

最終的にMRからあわよくば開発とかモニターのほうに社内とかで異動できたらいいなと思っていたりもしたので、MRを中心に色んな会社とか職種を検討していました。 ただ開発系はかなり厳しくて、1つも多分採用はなかったかな。 1つだけジェネリックメーカーで最終まで行ったのはあったんですけれども、内定もらったのはMRばかりだったかなと。

薬学部は今6年制なので、ちょっと状況変わってる可能性もありますけれども、やはり普通の4年制の学部を卒業しただけで大企業の開発っていうのはもうほとんど受け入れがないですね。 最低大学院で博士課程を修了してた方が多分書類審査で通るんじゃないかな。あくまで昔の話なので今の状況は分かりませんけどね

私の場合はわりと書類審査が通れば、大体採用していただいたっていうふうな感じでした。 とにかくグループディスカッションとか面接まで持ち込んでしまえば採用されたので、どうでしょう。 グループディスカッションとかで言えば、コミュニケーション能力とかを見られていたのかなと思うので、とにかく明るく意見を言っていくみたいな感じでした。 あとはMRだけに限らず、わりと色んな職種をちょっと受けてみました。 絞ってしまわずとにかくたくさんの数を打って場慣れをしていくのは大事だと思います。

最初スタートのときは、いくつか書類とかで落ちて、ちょっともう無理なのかなって思った時期もありました。 就職活動でいうところの前半戦らへんで1つ内定もらってからは、ポンポンポンと出たので。そんなに多分遅すぎるっとことではありませんでしたね。 ただ今思えば就職してから同じ大学の人がちらほらいたので、学歴フィルターみたいなのはあったのかもしれません。 今の就活はわからないでけどね。

１年目が多分、年収で言ったら500ぐらいだったのかな。 1年目はかからない税金もありますし、ホテルなどで実習も多かったので家賃もほぼかからず余裕が多かった気がします。 最終的に10年目ぐらいだと、700万ぐらいですかね。 ボーナスは100万ぐらいだったと思います。

MRの中でも多分病院担当と開業医担当がありましたね。 開業医担当っていうのはまず卸さんに1回入って、その後会社帰にって内勤します。ゴールデンタイムが12時から13時と18時から19時ぐらいなので、その開業医の先生のところに昼終わりと夕方終わりにルーティーンで回っていく。あとは説明会とか講演会とかがあれば参加みたいな感じだと思います。週に1回とか社内会議があったりとか、そういうスタイルですね。 病院だとちょっと変わってきて。大体その病院の訪問規制に従った訪問をするので、午前3時間だったり午後3時間だったりはもう病院で張ってて、それ以外は会社で内勤したりとか説明会資料を作ったりとかですね。 友人の話を聞くと、今はコロナで説明会などオンラインに移行してる業務も多いみたいですね。

そうですね。多分管理職に入ったら1000万は行ってると思います。 室長、部長、支店長っていう感じで、上に上がっていくんですよ。 室長になってなくても30代半ばで1000万はいくんじゃないですかね。 当時の室長兼営業部長とかで2は貰ってるって言ってたので、多分2000万くらいじゃないですか？ ただ上にあがっていく人たちは薬剤師より文系出身の方が多いイメージがありますね。

 会社のスタイルによって変わってくるかと思うんですけれども、やってる事とやった事ってところで、営業成績が多分一番重要です。成績で使用項目とかがあって、それを2年連続満たしたうえで昇格テストみたいな試験受けます。さらにどういうことをやったかっていうのを上司と面談で行います。毎回の評価を面談でつけて、その評価が続けば試験受ける権利がもらえて上がれるみたいな感じだと思います。 成果を評価する会社と過程を評価する会社みたいなのが多分あって、外資とかはどちらかというと成果重視だと思います

それはないですね。まずないです。 もうMRからMRに移ってきた人が基本になるんですね。 多分即戦力にならないと転職受け入れの意味がないので。成績上げてる人じゃないと、やっぱ転職は厳しいと思います。

MRはコミュニケーションの仕事だったので、患者さんと話すときとか先生と話すときのコミュニケーション方法っていうか、人と話すっていうところに関しては役には立っているかと思います。 あとは説明会とかで、薬の資料作ったりとか添付文書読み込んだりとかしていたので、論文読んだりとか。その学術知識っていうのは役には立っていると思います。 それに転職活動してるときに、薬局長とか社長とかがMRだったって方結構多くて「MRしてました」って言ったら印象いいんですよね。 MRしてた人は、わりと採用でもマイナスには働いてなかったかなと思います。 多分1回も会社経験がない人よりも、1回MRを経験していたほうが、コミュニケーションスキルは高いっていうふうには社長は言っていました。私がどうかっていうのはわかりませんが。

英検2級取ったのは高校3年生のときです。薬剤と全く関係なかったですね笑 ちなみに仕事では全然使ってないです。外人さん来ても全然喋れなくて困ってますw

ストーリー形式は難しいので箇条書きで説明させてもらいます。

①一番収入になってるのは、主人が副業で立ち上げたベンチャー企業の営業兼事務みたいなのをしています。月6万円ぐらいかな。

それに関しては医療系ではないので、全く私も初めての経験だったんですけれども、一応営業職していたっていうのもあったので、最初やってる、最初は広報の記事作ったりっていうところから始めて、今は色んなことをさせてもらっています。それが1つです。

②エムスリーからメーリングサービスで来た募集があったので、それでライティングの業務を受けてみたんですね。

一番最初はお医者さんに向けてのクイズの作成。クイズおよび解説を作るっていうライティング業務だったんですけれども、それも応募したら受かったので継続して行っています。平行してライティングはクラウドワークスを通じてインスタの記事作成したりとか、その時々に来た案件を応募して受けてやってみたいな感じで、コンスタントに収入はもらっています。

③エムスリーでお医者さんにインタビューするのもあります。Zoomでインタビューをして、それを音声データを納品するっていう感じです。薬の開発の1つのアンケートみたいなのがあって。それは結構時給もいいです。それは単発で不定期に来ます。1本受けたら5万円とか入ってくるような感じのやつがあって、それも2、3ヶ月に1回とかでやっています。

エムスリーの中でも、メディカルコントリビューターとかそういう副業募集みたいなののメーリングリストに登録していると、募集が定期的に来るんですよ。それで色々あって、面白いです！

ないですね。ただ一応テストがあって、クイズを1個作ってくださいっていうのでそれを見られます。 インタビューのやつは薬剤師免許の提出はあったかな？免許は一つの条件だったと思います。

例えば新卒1年目、2年目、3年目の方でも、応募すれば大丈夫です。1本5万円とは本当ありがたいですね。 やっぱりフルタイムで働いたほうが効率がいいんですけれども、子どもが3人いるので、うち帰ったときにお家にいてあげたいなみたいなのもあって、午前中中心に働いているので、家でできる仕事を探したっていう感じでした。

すごい私も自分自身悩んでいて、今は薬剤師で子ども産んでから、調剤薬局だとパートっていう選択肢が一番多いのかなと思うんです。でも、これからママさんになる方々って、もうフルタイムとかが普通になってくるのかなとは思っていて、私も今から子育て一からだともしかしたらフルタイムとかいう選択肢を取るのかなと思ったりもします。

パートを選んだ場合で話をすると、やっぱり子育ても家事も追われてしまうので、 パートを少しすることで切り替えができるというか、気分転換になるので、働くことはとてもプラスになってるかなと思います。 副業をすることで、家での時間を確保することができるので、私はこういうふうに働いているんですけれども、色んな働き方あるよっていうことが言えるかな。

確実に20代のときにフルタイムで調剤薬局で働いておけばよかったなと思います。

確実に20代のときにフルタイムで調剤薬局で働いておけばよかったなと思います。 でもMR経験は私にとってはいい経験にはなったので、後悔はないんですけれども、薬剤師っていう、調剤薬局での薬剤師っていうキャリアだけを考えると、MRではなくて20代でちゃんと朝から晩まで働いていれば、もうちょっと自信持って仕事できたのになっていうふうには思います。

やっぱり調剤とか服薬指導の基礎っていうのは、ちゃんと社員として20代のときに学んでおきたかったなと思います。 パートだと一から十までの流れを知っているわけではなく、お手伝い業務をするので、やっぱりちょっと足りない部分とか、若い子に教えられることっていうのがすごく多くて、やっぱり自分で一から十までできるわけではないっていうところに若干のコンプレックスがあるというか…。 そんな感じですかね！